FEATURES3

シリーズの特長3

独自の暖気循環システムが“頭温足温”の
理想的な温熱環境と免疫力アップを実現します。

【暖気循環システム】特許申請中

1975年の基礎体温の平均は37℃で、現代は36.5℃。体温が0.8℃下がれば、免疫力は約30%低下すると医学的にも実証される中、36℃未満の女性が4割近くもいます。そこで、サウナを基礎体温と免疫力アップのルーティンとして大いに活用したいものですが……。
従来のサウナにおいては、天井壁に近い頭部周辺は80~100℃の高温となる一方、足元周辺では40~50℃と低温。上下間で40~50℃もの大きな温度差が生じて、この状態が長く続くため、サウナ立ち上げにも長時間の暖気が必要でした。
さらに、高低の温度差から発生する結露により、足元の底材は腐食しやすくなり、またカビが生えて室内に菌が浮遊したり、汗の匂いが充満するなど、衛生面からも健康面からも好ましくない状況になります。
そうした懸念を払拭するため、SETOUCHI SAUNA(瀬戸内サウナ)では高低の温度差を少なくする「暖気循環システム」を開発。浮力上昇する加熱空気の一部をサウナ室上部から取り入れ、これを壁内通気路を通してサウナ室の底面側に還流させ、熱の有効利用を図るとともに、ほぼカビや匂いの根源が発生しない環境をつくりました。
さらに、外気温の影響を受けにくくするため、内装・外装の板の間に厚さ5cmの断熱材を挟み込んだ3層構造の断熱材とし、“ 頭熱足冷”のサウナ環境を“頭温足温”に一変しました。これにより、60℃でほとんど死滅する水虫の原因である白癬菌やカビの菌は、使用後少しの間ヒーターを稼働すれば殺菌でき、室内も乾燥した結露しない状態を保てます。衛生面や掃除のしやすさも含め、メンテナンスも格段に容易になりました。

熱せられた暖気は吸い込まれ、
壁内通気路を通って底面へ

底面の通気孔付きの敷板
大きな4つの孔は吸気ファン付き

多孔板の上にステンレスパン
これが約70℃になり、

底部を輻射熱で暖める